浮世絵師も惚れた猫、歌川国芳

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猫を愛する人は、今も昔も同じ。

いにしえの文化人にも猫は愛されていました。

その一人に、浮世絵師の歌川国芳がいます。

歌川国芳は江戸時代末期を代表する絵師の一人で、その正確なデッサン力や奇想天外なアイディアで人気を博していました。

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“武者絵の国芳”の異名をもつ絵師でしたが、実は無類の猫好きでもありました。

常に自分の近くに猫を置き、懐に抱いて絵を描いていたという国芳。

弟子によると、猫の仏壇や過去帳まであったと言います。

彼の作品にも、ちらほら猫の姿が。「風俗女水滸傳」では、布団を腰から足にかけて横たわる女の膝の上に、猫が。

また、うなじを見せ鏡を見る女を描いた美人画では、鏡の先に二匹の猫が横たわっています。

また、女たちが巨大な猫の雪だるまを作る画も。

このように、主役とはいかずとも、脇役にちょくちょく猫を登場させているのです。

一方で、猫を擬人化させた作品も残されています。

滋賀県の優れた景色「近江八景」をパロディ化した作品「猫身八毛意」(みょうみはっけい)。

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石山秋月(いしやまのあきのつき)、勢多夕照(せたのせきしょう)、粟津晴嵐(あわづのせいらん)、矢橋帰帆(やばせのきはん)、三井晩鐘(みいのばんしょう)、唐崎夜雨(からさきのやう)、堅田落雁(かたたのらくがん)、比良暮雪(ひらのぼせつ)の八か所のうち、唐崎夜雨と比良暮雪をのぞく六か所をダジャレにして描いています。

石山秋月は「ぶちなまのあじのすき」で生の鯵をほおばるブチ猫を、勢多夕照は「へたなちくしょう」でネズミを取り逃がしてくやしがる猫を、といった具合に、くすっと笑ってしまう猫あるあるをコミカルに描いているのです。

そんな国芳は自画像でも、猫に囲まれた自分の姿を描いています。

国芳の想像力の源には、猫が一役買っていたのかもしれません。

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