猫がパニック!飼い主の対応
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何時もはおとなしい猫が、何かの拍子に急にパニック状態になり猛獣に豹変!
こんな経験、ありませんか?
経験したことが無いとしたら、それって運が良いのかもしれない!と言うくらい猫のパニックは結構多い事なんです。
猫のパニック
猫のパニックを甘く見ないでくださいね。
遊んでいたら猫が怒ってちょっと噛まれたとか引掻かれて少し血が出たとか言うレベルの状態ではありません。
猫がパニックになるのは、異常な状況に命の危険を感じたりして、完全に心を失い野生の猛獣になってしまいます。
大人の雄猫の場合、力もあるので人間の肉くらい切り裂きます。
ですが、猫がパニックになった場合、猫の生存本能により頭の中を占めているのは、「逃げる」ということです。
その逃げ道に貴方が立っていなければ、大きな音がして猫がビビッて逃げたという笑い話になりますが、もし逃げるのに不都合な場所に立っていたとしたら・・・
猫のパニックは結構頻繁にあるものなんです。
猫がパニックになった例
- 部屋に猫がいるのに気づかず殺虫剤をスプレーしたら猫がパニック
- 夏の雷の音に猫がパニック
- 猫の近くでお皿を落としたらその音で猫がパニック
- 家に来た来客を見たとたん、猫がパニック
- ストーブが不完全燃焼を起こしたら猫がパニック
- 犬や他の猫に思わず遭遇して猫がパニック
- 掃除機をかけようとしたら猫がパニック
猫のパニックは、ほとんどの場合、何かしらの原因を猫が身の危険と感じた時に起きるようです。
飼い主が階段を昇っていて猫の尻尾を踏んだくらいでは実は飼い主の接近を知っている猫はパニックにはなりませんが、猫が本気で熟睡していた場合、飼い主が近づいてきているのを把握出来ていないのでパニックになるかもしれません。
強いストレス状態が原因の場合や病気が原因の場合もあるので、猫の体調等はよく観察してあげましょう。
猫のパニックを起こさせない方法
猫のパニックを起こさせないためには、猫を驚かせない事しかありません。
猫が驚いた時に、状況を危険と判断してしまうとパニックになるのです。
猫のパニックは、誰も悪いわけではないので厄介なものなんです。
本来猫の気持ちとは、安心と危険の二つしかなく、たまたま大きな音がしたり他の動物が近づいていたりした場合に猫が危険と判断してしまうと習性によってパニック状態になってしまうんです。
猫のパニック状態は、人間で言う「火事場のバカ力」が発動した状態で、本来生存競争の中では弱者に当たる猫が生きていくために持っている習性です。
それは、相手を倒す為ではなく生きるための手段で、瞬時に相手に一撃を与え逃げると言う生存本能からの行動です。
猫がパニックになったら
急に大きな音がしたりして猫がパニックになった場合、近づかない事は勿論ですが、猫の逃げ道に立たない事です。
猫がパニックになった場合、猫の習性で逃げる事だけを考えます。
そんな時にうっかり猫の逃げる方向に立っていると、パニックの猫は敵が逃げるのを邪魔していると判断し、前に書いたように一撃を与えて逃げるという行動に出ます。
うちの猫はなったことが無い、と言う貴方!もしかしたら、何度かパニックになっていたけど、貴方が猫の逃げ道を塞いでいなかったので解らなかっただけかもしれませんよ。
一番よくない状況は、部屋のドアが閉まっていて、猫の逃げ込める場所が無い場合で、その場合の猫は逃げられないわけですから、生きるために死に物狂いで襲い掛かってきます。
猫のパニックの対策
猫のパニックは何時何が原因で起こるか解りません。
猫がパニックになった時のために、猫の逃げ込める場所、箪笥の上や押し入れの様な場所を確保しておくと、猫はそこに逃げ込み、カップラーメンができるよりも早く普通に戻りますよ。
猫の逃げ場所の確保と逃げ道にいないことが猫のパニックへの一番の対処です。
稀な話ですが、猫が飼い主よりも強いと認識してしまっている場合、「窮猫、人間を噛む」ではなく初めから撃退するために向かってくる事もあるようなので、普段からの猫との立場関係もしっかりとさせておいた方が良いと思います。
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