猫は安心させることで慣れる
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猫の気持ちの根本は、安全と危険の二通りの原理から発生しているんです。
危険を回避することが第一で、最初は周りの物すべてが危険と感じ、その中から安全と感じたものを少しずつ覚えていきます。
ですから、猫の感情や行動は自分が安全であることを第一に考えられます。
猫は小さく外敵も多いため、なによりも安全を最優先することを生き延びる手段としたのです。
猫にとっては、安心できる何時もの場所が一番大切になります。
人に慣れるとか猫らしい愛らしさを出すのは、その後の話です。
自分のテリトリーの中ではリラックスしますが、テリトリーから出てしまうと猫は危険な場所と感じてしまうんです。
家の中ではすり寄ってくる猫も、外で会うと一目散に逃げて行ったりします。
猫が危険と感じている時
こんなしぐさの時、猫は危険を感じています。
- 黒目が大きくなっている
- 耳が横を向いている
- 尻尾が下がっている
- 歩く姿勢が低いとき
猫が安心している時
こんなしぐさの猫は安心しています。
- 耳が前を向いている
- 尻尾が上がっている
- 香箱座りをしている
- お腹を出して寝ている(安心を通り越してだらけてます)
猫を安心させるには
猫は聴覚が発達しているので音には敏感です。
特に大きな音、低い音を本能的に嫌います。
あまり大きな音を出さないようにして、出来るだけ高い声で話しかけるといいでしょう。
猫の嗅覚も、犬ほどではありませんが人間よりはかなりいいです。
猫の嫌いな香水の匂いや柑橘系の匂い、たばこやお酒の臭いも嫌いです。
猫の目は、動くものをとらえることや暗闇でも見えますが、視力自体はあまり良くないので近くに行ったら積極的に自分の臭いをかがせる方がいいです。
また、明るい部屋で動くものがあると落ち着かないので薄い布をかぶせてやる等すると安心して寝ます。
また、家の中をいきなり模様替え等すると落ち着かなくなるようなので、猫が好きだった物等は仕舞ってしまわない方が良いようです。
猫を慣らそうと思ったら、まず安心できる環境を作ってあげると猫もリラックスして早く慣れてくれます。
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