猫は濡れるのが大嫌い
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猫を飼育したことがある人は良くご存知でしょうが、猫は水に濡れることを極端に嫌がります。
そのため、雨の日は普段元気な猫でもシュンとしていることが多かったり、特に問題なのがお風呂ですね、
とにかく濡れたくないので猫は狂ったかのように抵抗します。
実家でも一番最初に飼育していた猫はその端的な例で、体を洗おうとして抱こうとすると絶対に逃げ出そうとするのです。
抱きしめるまでは良いのですが、目的地が風呂場だと感じると途端に逃げ出そうとして抵抗します。
ひどい時には強く引っかかれるので、母の手には猫の引っかき傷が今でも残っているくらいです。
そして、無事に風呂場まで連れて行けてもここからが更に大変です。
濡れたくないので更に抵抗しますし、濡れてしまったあとでも早く乾かしたいのか抵抗を弱めることはありません。
そのせいで、洗ってあげているこちらも確実に濡れてしまうので、着替えが必須になります。
しかも、大抵は一人では難しいので、私や兄弟が手伝いをするのです。
無論、母と一緒にずぶ濡れになることは間違いありません。
ただ、すべての猫が水を嫌がるわけではないようです。
個人差もあるのでしょうが、むしろ体を洗ってもらえるのを好む猫もいるようです。
大学時代の友人の実家で飼っている猫がそうらしく、猫を洗うのに苦労したことはないのだそうです。
猫が水に濡れるのを嫌う理由は、猫の祖先にあるとされています。
猫の祖先は砂漠の出身で昼夜の寒暖差が激しい砂漠では、濡れた体の気化熱で極端に体温が奪われ、命の危険に直結するため、本能的に濡れるのを避けようとしているのです。
なので、濡れてしまうとすぐに体を震わせて少しでも早く乾かそうとするのです。
また、猫の体毛は皮脂が行き届いておらず、水を弾くことができないことも理由の一つです。
これもご存知でしょうが、ふわふわな猫であるほど、濡れた時にげっそりと細くなるんですよね。
ウチでは飼ったことはないのですが、乾かすのが大変そうですね。
猫の種類として水を避けない種類もいるようで、魚を捕って食べる種類の猫には水かきまであるという話を聞いたことがあります。
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