最近ではあまり無くなったことではあるのですが、飼っていた猫はよく私の仕事の邪魔をしてくれていました。
決して悪意があってのことではなかったのでしょうけどもね。
私は在宅でデスクワークをしていました。
なので、毎日パソコンの前に座っていたのですが、よく飼っていた猫がパソコンのキーボードの上やモニターの前に座って仕事の邪魔をしようとしていたのです。
毎日の話ではなかったのですが、多い時には週に2回ほどは邪魔をしようとするのです。
その度に抜け毛がないかをきちんとチェックするのですが、一度、キーボードを分解して掃除していたとき、やたらと猫の毛が入り込んでいたのが印象的でした。
軽い猫だったのでキーボードが壊されたことがなかったのが幸いでした。
そうした理由は多分、私が毎日のように何を見ていたのかが気になっていたのでしょう。
なので、猫としては私の視線の先に何があるのかを確認しようとしていたのでしょう。
「邪魔だよ」と言って猫をどかせると、そのあとしばらくはどこかに行ってしまいます。
怒られたと思ったのでしょうか。
そのあとしばらくは戻ってこないのですが、時々すぐに戻ってきて、まるで謝るかのように小さく鳴くのです。起こっていないことを示すために、撫でてあげると目を細めるのが可愛いんです。
そのほかには、単純に構って欲しかったという時もあります。
そのときはモニターの方ではなく、私の方を見ているのです。
そういう時は床に下ろしてもすぐに元の場所に戻ろうとするので、仕事を中断して猫と遊んであげていました。
しばらく遊んであげると満足してどこかに行ってしまうか、すぐに眠ろうとしますね。
そのあと、私は仕事に戻ります。
仕事以外にも、何かしらの理由で同じ体制をとり続けているときは、猫も興味を示すのか、座っているときは膝に乗りかかってきます。
立っている時だと、足元に座っているか、顔と同じ高さに登ってきます。
大抵の場合はじっと同じ方向を向いていて、飽きるとどこかに行ってしまいます。