猫は外で狩りをしたあと、その成果物を飼い主の元に持ってくる修正があります。
多くの漫画や猫の飼育に関する本だと、ネズミやゴキブリの死骸を持ってきて飼い主を驚かせるといった表現が多いですが、私の場合はそれらを見たことがありません。
その代わり、うちの猫は変わったものを持ってくることが多かったですね。
一番最初に持ってきたものは確か、よく分からないネジのようなものでしたね。
思わず「何それ?」と猫に問いかけたのを今でも覚えていますよ。
普通のネジとは形状が違っていて、大きさもペットボトルの先端部分くらいの大きさがあったと思います。
猫の活動範囲が広かったため、どこから持ってきたものかは分かりませんでしたが、かなり錆び付いていたのでゴミとして放置されていたのでしょう。
次に持ってきたものは布切れでしたね。
その布切れは何の切れ端かはわかりかねますが、大きな目玉が描かれていてびっくりしました。
多分、シャツか何かのデザインか、人の顔がプリントされたものの一部だったのでしょう。
ただの布切れと思って持ち上げた時に映った目玉には本当にびっくりしました。
そのせいか、猫はあっという間にどこかに走り去ってしまいました。
猫も驚かせてしまったようです。
その他には紐類に驚かされましたね。
外に放置されているせいで汚れた紐は黒ずんでいることが多く、その色合いのせいかヘビのように見えることが多かったのです。
そんなものを室内に持ち込むものですから、持ってくるたびに驚かされてしまいます。
よく分からないものでは何かのパーツらしきプラスチック製の物を持ってくることも多かったですね。
割れたパーツの一部だったので、それが何のパーツかを推測することも楽しかったですね。
どういうわけか、生き物や猫にとって食料になりそうなものは絶対に持ってきませんでしたね。
まあ、助かってはいましたが。
それとも、そういったものは全部食べていたのでしょうか。
体調を崩すようなことは少なかったので別に良いのですが。