猫が怖がる不思議なもの
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猫は本能的に水に濡れることなどを恐れますが、人間同様に個性があり、物事に対しても好き嫌いが分かれます。
中には、人間や他の猫にとってはなんともないものであっても怖がったりする猫がいます。
実家で飼っていた猫の中には、なぜか空き缶を怖がる猫がいました。
元野良猫だったので、野良時代に何かトラウマでもあったのでしょうか。
とにかく空き缶があると怖がって近づかず、ひどい時には一目散に逃げ出す時もありました。
不思議な点は、なぜか中身が入っている時には警戒はすれどもそこまで怯えることはなく、中身がなくなった途端に怖がるのです。
どうやって中身がないことを確認するかはその時々で異なるのですが、缶のお茶を飲み終わってテーブルに置いた途端に膝の上の猫が逃げ出したのには驚きました。
大抵の場合は音で判別しているのでしょうか。
一人暮らしを始めてから飼い始めた猫の場合は、私の携帯電話を怖がっていました。
以前、机の上にあった携帯電話が、机の足元で遊んでいた猫に直撃したことがあり、それ以来怖がって居るのです。
急ぎの仕事があるときには机の上に置いておいて、猫よけの代わりにしていました。
ただ、どうしても構って欲しい時には携帯を弾いてどこかにやろうとするので、そういった気配があるときには携帯をポケットにしまい、少しだけ遊んであげることにしていました。
友人が飼っていた猫は、友人の部屋に飾ってあった古い時計を警戒していました。
私も何度か見ていますが、友人が祖父から貰った古時計で、時計の表面にはさまざまな動物の彫刻があしらわれていました。
多分、それを怖がっているのだろうと友人は言っていました。
一度、部屋の模様替えで入口から見える場所にその時計を置いていた時には、猫が部屋に全く来なくなったのだそうです。
その時には猫を抱いて部屋に入ろうとすると、その時計が視界に入った途端に暴れだして、友人の腕の中から脱出を試みたそうです。
その際、友人は思いっきり引っかかれたそうで、その時の傷跡を見せてもらいました。
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