空地を守る猫の親分

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友人から聞いた話なのですが、その友人が住んでいた町では「親分」と呼ばれる猫がいたのだそうです。

なぜ「親分」と呼ばれていたのかと聞くと、どうやらそう呼んでいるのは友人と同じ年頃の連中だけだというのです。

その町には空き地があり、奥には土管が積み重ねてありました。

いわゆるドラえもんに出てくる空き地を一回り広くした感じなのだそうで、町の子供たちの遊び場になっていたのだそうです。

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その土管の上にはいつも一匹の猫が鎮座していたのだそうで、その空き地で遊ぶ子供たちのなかでその猫のことを知らない子はいなかったそうです。

そして、まるで子供たちが遊んでいるのを見守るかのようにずっと子供たちが遊んでいるのを見ていたのだそうです。

こちらからちょっかいを出そうとしても尻尾を振ってあしらわれ、抱き抱えようとすると途端に逃げ出したそうです。

そして、その猫が「親分」と呼ばれるのには訳がありました。

それは、町の子供たちが何か危険なことをしようとしていたり危険に巻き込まれるような場所にいる時に、必ずと言って良いほどその猫が近くにやってきて、やたらと鳴き始めるのだそうです。

それで近くの大人たちが何事かとやって来て、子供が危険なことをしているのを咎めるのだそうです。

そのため、近所の間では「悪さをすると親分に目をつけられる」という話が広まり、ある意味で恐れられていたそうです。

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とは言え、親分の方から何かしてくるというわけではなく、こちらから危害を加えようとしても抵抗することなく、逃げ出すことがほとんどだったそうです。

そのため、子供たちからは相当に慕われていたそうです。

親分は、ある日を境に空き地から姿を消したそうです。

見立てでは当時、相当に年を取っていたはずなので、どこかでひっそりと死んでしまったのだろうという話です。

それ以降、その土管の上には猫が居る光景が見れなくなったそうで、他の野良猫たちもそこには近付こうとしなかったそうです。

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